年頭にあたり謹んで新年のご挨拶を申し上げます。皆様におかれましては、爽やかな新年をお迎えのことと心よりお慶び申し上げます。
昨年は、イギリスのEU離脱、トランプ米大統領の誕生と、国民投票で意外な結果が生まれるケースを目の当たりにしました。両国とも日本との外交は近い関係にありますので、今年は国内でも何かしら意外な影響が生まれるのではないでしょうか。
さて、当協会に於きましては、一昨年の土不足から解放され、昨年は杉戸屏風深輪地区産業団地の造成工事に大量の土を提供するという大きな実績を残しまし
た。これも当協会の会員ならびに事務局が一丸となって生まれた成果だと自負しております。今後も引き続き、このような公共工事に協力して参りたいと存じま
す。また、昨年、宮城県建設発生土リサイクル協同組合との意見交換会ならびに南三陸の震災復興状況視察を実施し、双方で情報交換を続けながら互いに協力し
ていくこととなりました。
今年は、さいたま市のごみ処理施設・桜環境センターから発生される溶融スラグを混入した「溶融スラグ入り改良土」の販売、浚渫土など含水比の高い土への対応を含め、新たな技術を活用した材料の提供に挑戦して参りたいと存じます。
どうぞ、本年もご指導ご鞭撻のほど何卒よろしくお願い申し上げます。
平成29年 新春
NPO法人 建設発生土リサイクル協会
理事長 戸高 康之
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